2004年の日記

貧乏なので今日の昼ごはんはおにぎり一つだった。すぐ食べれるので学内のベンチに行く事もせず、ゴミ箱の前で包装をはがして捨て、その場で食べようとしたら向こうからクラスの人が来た。

何か一人でゴミ箱の前でおにぎりを食べているというのも惨めだが、それを人に見られるとさらに惨めな気がしたので逃げるようにその場を去った。

でもおにぎりは食べないといけないので歩きながら食べた。

でも別にどこに行くというわけでもない。目的地もなく歩きながらおにぎりを食べる。

キムタクのウィダーインゼリーのCMのようにかっこよくきめられたら、と残念でならない。

サムライという英単語がある。意味は日本語と同じだけど。

日本人が「コーヒー」と言うと「ノー。カフィー」などと訂正する嫌な外人がいるけど(そんなの見た事ないが)、そういう人にサムライの発音を訂正されたりするのか。たまらん。

「あの人『サムライ』って感じでかっこいいよねえ」

「ノー。"samurai"」

何だこれは。国辱もの。まあ「あの人『サムライ』って感じでかっこいいよねえ」なんて会話もどうかと思うが。

デジカメを持ってなかった頃に、証明写真が必要になった事があって、写真ボックスに行くのがいやだったのでスキャナに自分の顔をはさんでみた。

真っ暗な中に浮かび上がる自分の顔の中心付近。証明写真になどなるわけがない。

それでも懲りずに、今度は他の人が撮ってくれてデータになってる自分の写真の顔の半分を画像ソフトで切り取り、左右反転して貼り付ける事で正面顔にしようとしてみた。

当然段差が出来たり目や鼻の位置がゆがんだりしているので色の調整をしたりしてたらCGっぽくなってしまった。

どちらも本気で成功すると思って試したのだがうまくいかなかった。当たり前だ。

まあでもこういうのは、将来ノーベル賞をとったときのためのエピソードとして覚えておいたらいいと思う。

たばこを吸うと鼻の穴の中にヤニのにおいがつく。今日なんか変なにおいがするな、と思っていたら鼻の穴の中のにおいだった。これはエアコンのにおいだ。

まあ決していいにおいではないのだが、それなら鼻の穴をいい匂いにしてしまうような香水とかがあればいいのに。

軟膏状のものを鼻の穴の中に塗りたくるのだ。これで一日いい匂いをかぎ続けられる。

息を鼻から吸って口から出す、みたいにすれば口臭対策にもなりそうだ。何で誰も作らないんだろう。

ソニーの商品にはソニータイマーが仕込まれているという噂を聞く。保証期限が切れた途端に壊れるのだ。

新しいプレステ2にもそれは入っているのだろうか。一旦売ってしまえば壊れようと関係なし、というかむしろ壊れたほうがもう一台売れるかもしれない、という策略あってのソニータイマーなのだろう。もちろんもし入ってたらの話だけど。

でもあの薄さ、そして縦置きの広告を見ると蹴り倒されるための小型化に見える。ついにタイマーすらやめてユーザーに壊させようって事か。それなら保証外だし。

学校の講堂はトイレがすごくきれいでウォシュレットもついている。

講堂でうんこしてやろうと思って入ったらフグゲノムの研究に関するシンポジウムが開かれていた。

講堂に入ると受付の人に「こんにちは」と声をかけられたが、こっちはうんこをしに来ているのだ。非常に申し訳ない。

受付などには目もくれずトイレに直行。でも帰りに受付の前はもう一回通るのだ。

絶対「あ、うんこしてたな」と思われてる。いやまあいいんだけど。

何かそういう事を考え出すと音を聞かれてるような気さえしてくる。

トイレには僕以外誰もいないんだけど。不思議だ。

誰もいないトイレで音を気にしながらうんこ。友達は授業が空いたので見に行ったらしいが全部英語だったらしい。

フグゲノムの人に僕のうんこの音の話を英語でされたりしてるかもしれない。夢はふくらむ。

頭に「忍法」とつけながら何かすると全然意味ない事でも術っぽい。

  • 忍法片鼻ふさぎ

  • 忍法小指握り

  • 忍法ふすま開き

  • 忍法ティッシュ配り
  • 100万回ぐらいは言われてきた事な上に、意外とそうでもないな。

    カメムシのあの危なっかしさはなんだ。もちろん触るとものすごく臭いからなのだが、動き回るわけでもなく、気がつけばそこにいる。それに気付かないまま手を触れてしまうと大惨事だ。ほとんど地雷である。

    ヒチコックの「サイコ」のシャワーシーンは今でもなお恐怖映画史上に残る名シーンとして語り継がれているが、あれに匹敵するものといえばカメムシぐらいなもんだろう。

    暗い部屋に入って電気をつけようと壁を探るとそこにはカメムシ。最悪だ。

    「語り継がれている」とかあいまいな表現をしたのは、見た事がないからです。

    ナポリタンが好きだ。

    スパゲティ専門店みたいな店が最近はたくさんあるけれども、ナポリタンはなかなかない。

    はまぐりやらほうれん草が入った、凝ったスパゲティよりもナポリタンが食べたいのに、スパゲティ屋にはナポリタンがないところが多い。喫茶店だとある。

    最近よくある小洒落たスパゲティ店には、オッサンしかいないような喫茶店を思い出させるナポリタンは合わないとかいう理由でメニューに入れてないんだろう、どうせ。

    キムタクと竹内結子が毎週ナポリタンを食べるようなドラマ、誰か作ってくれないかな。

    下北沢の駅前で森三中の大島さんを見た。

    思ったより小さい。

    と思ったけど、実際に見た大島さんは女性の中では割と大柄な方だった。

    テレビで見る大島さんは、僕の中ではジェロム・レ・バンナと同じくらいのサイズだ。