ベルトに腕時計をつけているサラリーマンを見た。
それは腕時計じゃなくて、ベルト時計だ。
まあそれはいいんだけど、悪い人にフック的なものを引っ掛けられて引っ張られたらしゃれにならないぞ。危険すぎる。
でも実はあのサラリーマンがすごい足腰を持っていて、悪者のフックにもびくともせず、ひるんだ悪者の腕をねじりあげる、ということもあるかもしれない。
次の日の新聞の見出しは、「サラリーマン、フック魔を御用!」だ。フック魔って何かよくわからないけど。
電車の中でお年寄りに席を譲ろうとして、自分の近くにお年寄りがたくさんいたらどうすればいいだろうか。
たぶんその中で一番ヨボヨボそうな人を選べばいいのだと思う。
ちょっとした老人コンテストだ。審査員は自分ひとり。
電車の中に、ドラムロールを鳴らしてスポットライトを当てる装置があればいいのに。席譲るだけで大盛り上がり。みんなそれ使いたいために席譲りまくり。
ベビースターラーメンを食べた。チキン味。
今日やっと気付いたのだが、これはラーメンじゃなくて唐揚げの味だ。
ということは、ベビースターラーメンをよりおいしく食べようと思えば、レモンをかければいいわけだ。僕は唐揚げにはつまり、ベビースターラーメンに大根おろしとポン酢をかけたり、ごはんにベビースターラーメンをかけて照り焼きソースをかければ唐揚げ料理として食べられるわけだ。
そこまでやらなくても、レモンをかければよりおいしく食べられるかもしれない。これを見た人はぜひやってみてはどうだろうか。
僕は唐揚げにはレモンかけない派なのでかけないけど。他人事。
サラリーマンが連れ立って電車に乗ってきて、席が一つだけ空いたりすると、そのサラリーマン同士で譲りあいになる。たぶん上司とか取引先の人が譲られるんだろう。
軽い接待だ。接待電車。
取引先の人と、一日電車に乗り続ける。席が空いたら取引先の人にゆずる。
うつらうつらしている女子高生の隣なんかをうまく譲ると評価アップ。
楽しそうだ。「今日は取引先と電車なんだよ」と言って出かけて、山手線を一日中ぐるぐる回る。
相手が鉄っちゃんだったりすると、前日に「明日の先方は電車に厳しい方だから、粗相のないようにな」とか言われるのだ。上司から。
さっき電車の中でいかにもヘビメタっぽい人(ロックのステージ衣裳みたいな服)が乗っていたのだが、新御茶ノ水で降りていった。
なんか、見たまんまだ。御茶ノ水には楽器屋がたくさんある。
とはいえ、それだけで彼がメタラーだと決めつけるのは早い。実は彼は御茶ノ水で捨て犬に餌をやっているかもしれないわけだ。
もしかしたら、普通の格好で御茶ノ水に行くのが恥ずかしいからわざわざヘビメタっぽい格好をしていたのかもしれない。
だから、ステージの上でギターを弾いたり歌を歌っている人がいても、実はその人は、ステージ裏の犬に怪しまれずに餌をやるためにバンドのふりをしているのかもしれないのだ。
こうしてライブハウスに集まった犬好きが意気投合して結成したバンドが、エアロスミスである。彼らにとってのツアーとは、世界中の犬に餌をやる事で、演奏とかはどうでもいいらしい。うそだけど。
近所の王将の前にあったポスター。

「エビ夫フェア」かと思った。
吉田戦車の漫画に「エビ男」と名づけられた息子が暴れる4コマがあったけど、まさにそれだ。
エビ夫フェア。エビ夫って名前の人には炒飯サービス、とかそんなのか。
エビ夫なんて名前の人いないだろう、と高をくくったこの態度。
実はエビ夫っていう人が全国に100万人ぐらいいて、炒飯出しすぎで倒産とかしたらしゃれにならんぞ。大丈夫か、王将。まあエビ夫じゃなくてエビ天なんだけど。
いま朝食をとってティッシュで口をふき、皿と箸とティッシュを持って台所に行った。
で、とりあえずティッシュを捨てようとしたけど、間違って皿と箸をゴミ箱に捨てそうになった。危ない。
とりあえず家のゴミ箱だったからよかったけど、もしこれが、山で崖から落ちそうになった仲間の手をつかんでいる状況だったらしゃれにならない。
片手に杖、もう片方は仲間の手である。
とりあえず杖を捨てて、両手で仲間をつかもうとするものの、つい仲間のほうの手を離してしまいそうだ。
手元に残ったのは杖だけ。
もしゴミを捨てる場面を登山部の部長に見られていたら、「お前のような奴を入部させるわけにはいかん」とか言って追い出されるのだと思う。登山部に入るつもりはないからいいけど。
卒論がコイヘルペスの実地調査に決まったので教授とともに茨城へ行った。
水産試験場の人や養殖業者の人のところへ行って話をしたのだが、行く先々でコーヒーを出されてお腹が痛くなった。
で、とうとう耐え切れずトイレへ。戻ってきたら業者の人が正露丸を用意してくれていた。
正露丸を飲んだのは人生でこれが初めてである。
見知らぬ土地で正露丸を初体験。東京に帰ってくるまでずっと手が正露丸臭かった。というか、まだ臭い。
僕の手についた正露丸の匂いが110km大移動。そして僕の腸の中の正露丸もだ。壮大。
痔ろうという病気があって、要するに肛門付近の病気なのだが、昨年クラスの人がかかって、手術も受けたらしい。
という話を友人にしたら、彼のサークルにもかかった人がいたらしい。
もしかして、案外メジャーな病気なのか。痔ろう。
病気ヒットチャートとか作ったら案外25位ぐらいに入りそうな感じの。一位は風邪。
風邪と痔ろうの間に23個も病気思いつかないけど。まあ切れ痔はさすがに痔ろうよりは上だろうな。
ドラゴンボールという漫画があるだろう。世界中に散らばるドラゴンボールという玉を7つ集めれば、龍の神様が願い事を聞いてくれるのだ。
で、その中で悪者がドラゴンボールを集めようとして、正義の味方っぽい人たちと玉の取り合いの戦いをするのだが、悪者の願いは「不老不死」である。
いいのかそんな願い事して。宇宙は最終的には何もかも鉄になるらしい。いろんな物質の中で鉄が最も安定だとかなんかそんな理由で。地球も鉄の塊になる。
他の人は不老不死じゃないから、世の中には鉄と自分しかなくなる。
鉄でできた地面の上で、ヒマを持て余して過ごすのだ。楽しいのか、それ。
それとも鉄マニアか。鉄に囲まれて過ごしたいためにそういう願い事をしているのなら納得がいく。鉄独り占め。