回転寿司って全然速くない。もちろん速く回す必要がないどころか、速く回すと様々な弊害が出るためであろう。
ここであえて「低速回転寿司」と呼んでみるのはどうか。まるで今の速度ではいけないような気がしてくる。
来る客来る客が「低速回転寿司もいいな」などといっていたら、店主はいつしか耐えきれなくなり寿司を高速で回すのではないか。
皿に手を伸ばした客の指を切り裂き、米を撒き散らしながら疾走する高速回転寿司。店主と客の間の確かな狂気がそこにある。
言葉の力、数の力を侮ってはいけない。
<一つ新しい 一つ古い>