普段あまり使わない駅で降りて、本を読みながら前の人について歩いていったら、階段だと思ったところに人がたくさん詰まっている。なんだこれは。行き止まりか。何でこの人たちは行き止まりに固まっているのだ、と思って引き返そうとしたところでエレベーターである事に気付いた。
箱の中に小人がいて喋っているように見えるのは、テレビという文明の利器である。忘れないように書き留めておく。
<一つ新しい 一つ古い>